韓国ドラマ『逆賊』あらすじ 30(最終)話、今まで悪政を続けてきた王の時代がついに終わりを告げようとしています。果たして王の運命は如何に!またギルドンとガリョンの運命は?そしてノクス・ギルヒョンらは一体どうなるのでしょう。
前回のあらすじ・・・
戦いの疲れから眠ってしまったギルドン。目を覚ましますが隣で眠っているガリョンは目覚める気配がありません。自分がした事を後悔しながらギルドンは再び眠ってしまいました。再度目を覚ましたギルドン、そこで目にした光景とは・・・。一方、王は一度敗走したものの、再び香州へ攻め入る計画を立てていたのです。
ドラマはどんな展開となるのでしょうか?
あらすじにはネタバレが含まれますのでご注意ください。
ノクスの死
ノクスが開いた宴の最中、ついに王はその位(オクセ)を退くように迫られます。
いずれ来ることと分かっていたことですが、王は動揺を隠せませんでした。
しかし、ノクスは憮然とした態度で王を叱責します。
「王の座についている時は王らしく振る舞うことができなかったのですから、王の座を降りる時くらい王らしくありなさい」
ギルドンはノクスのおかげで命が救われたと感じ、逃がそうと考えています。
ノクスは王が最も寵愛した後后であったため、このままでは命が危ないのは間違いありません。
しかし、ノクスはギルドンに感謝を告げると、自分の運命を受け入れることを決意します。
ノクスは民によって石を投げられ、そのまま死んでしまいました。
王はその側を通ると、ノクスの名を叫びながら泣き崩れてしまいました。
王の死
古い家に送られることになった王の前にギルドンがやって来ます。
王はお前さえいなければすべてうまくいっていたと怒りを露わにしました。
ギルドンは王に対して、上の者を見間違えたことが本当の罪であると話します。
王はその後、狂ったように「凌上(上の立場を軽んじるという意味)」と書き記すと、その書物に埋もれて死んでしまいました。
師匠(ソン・ドファン)は王を退位させたパク・ウォンジョンを操ろうとしますが、ギルドンの力もあって罪を問われることになります。
古い家に流刑となった師匠のもとにギルヒョンが訪れ、師匠の時代は終わったことを告げます。
師匠は結局首を吊って自殺してしまいました。
新たな命
パク夫人とその息子スハクは、両班の家に仕えています。
しかし、パク夫人は病気で死んでしまい、スハクは両班に反発したことで牢に入れられてしまいました。
そこにやってきたギルドンは、スハクにこう告げます。
「奴隷になった気分はどうだ?人間として生きていくのは大変なことであろう。」
モリはウリニの友人を救ったことにより、ギルドンの兄弟として迎えられることになりました。
モリもそれを受け入れ、笑顔を見せるようになりました。
キム・ジャウォンは王の側近から落ちたことになり、自殺を図ろうとしています。
しかし、ギルドンはそれを止め、生きて罪を償うように諭します。
最後にギルドンとガリョンとの間には子どもが生まれました。
悪夢のような暗黒時代は終わりを告げ、春の訪れとともに、仲間たちは皆幸せに暮らしました。
韓国ドラマ『逆賊』感想 第30(最終)話
悪は滅び、正義は勝つというテンプレのような結末を迎えることができて本当に良かったと思います。
王やパク夫人、師匠の結末は悲しいものですが、このことがギルドン達の勝利をより際立たせてくれています。
1つ残念であるのはノクスが自ら死を選んだということ。
自分の決断に最後まで責任を負う姿は、敵側の人間でありながら見事だと感じました。
できれば、味方として妹ガリョンと幸せに暮らしてほしかったものです。
最終的にギルドンに平和が訪れて本当に良かったです。
長い旅路でしたが、これからも幸せであり続けてほしいと切に願います。