photo by KBS
原題:『名前のない女』
主演:『笑ってトンヘ』、『イ・サン』に出演したオ・ジウン。『鉄の王キムスロ』、『その冬、風が吹く』に出演したぺ・ジョンオク。
制作:KBS第2テレビジョン
放送:2017年4月~2017年9月
話数:102話
最高視聴率:19.7%
演出:『君は僕の運命』、『笑ってトンヘ』のキム・ミョンウク
脚本:『君は僕の運命』、『笑ってトンヘ』のムン・ウナ
韓国ドラマ『名前のない女』の概要
目次
韓国KBSで2017年放送されると、いきなり19.7パーセントの高視聴率を獲得した2人の女性を中心にした復讐劇。
40%の視聴率を記録した『君は僕の運命』を手がけた、人気脚本家と演出家が制作に携わりました。
自分の子供を守りたいと思った、2人の女性の母性愛に端を発する衝撃的なドラマ展開で、毎回ドラマの展開が予測不能です。
韓国ドラマ『名前のない女』のあらすじ
ウィドグループ会長の運転手であった父を、事故で失ったソン・ユリは会長の養子になり、会長家族の支援の元で暮らしていました。
会長夫婦の1人息子は、実は白血病にかかっており、骨髄移植のドナーを探しています。
そんな時、ソン・ユリが唯一の適合者であることが判明しました。
会長夫人は、ユリに骨髄提供を求めます。
ところが、ユリはその時ウィドグループで本部長を勤める恋人のキム・ムヨルの子供を妊娠していたので、骨髄提供を断りました。
結果、会長の1人息子は死んでしまいます。
会長の家を出たユリは、偶然居合わせた事故現場で、犯人と間違われ逮捕収監、刑務所で恋人ムヨルの子供を出産しました。
10年後刑務所を出たユリは衝撃的な事実を知り、名前を変えて弁護士として復讐の機会をじっくりと待つのです。
一方、ホン・ジウォンもユリを破滅させる機会を狙っていました。
ところが、この2人の女性には思いもしないような深い因縁に結びつけられていたのでした。
韓国ドラマ『名前のない女』の見どころ
このドラマの魅力は、全く予測もできないような衝撃的な展開です。
自分の子供を守るために、2人の女性がどこまで悪魔になれるかに視聴者は引きこまれます。
しかも、結末は誰もが予想もでいないほどの展開が待っています。
さらに、女性同士の復讐劇だけではなくヨリを巡る2人の男性との愛憎関係も見所です。
この2人の男性演じるのが、ハンサムなソ・ジソクとパク・ユンジェとなればワクワクしてしまいます。
そして、彼らにもそれぞれの思惑が隠されているので恋の行方も全く予測できません。
彼らの関係を巡っての駆け引きと嫉妬もこのドラマの魅力です。
韓国ドラマ『名前のない女』の主なキャスト
ソン・ヨリ役(ユン・ソル):オ・ジウン
主人公で、ホン・ジウォンと対立する立場の人物。
ジウォンの娘婿キム・ムヨルは元恋人。
ウィドグループの運転手の1人娘とした生まれるが、父が事故死したことに伴ってウィドグループの会長夫婦の養子に迎えられる。
実は、ウィドグループの会長の一人息子は白血病に犯されており骨髄移植を必要としていた。
ヨリは唯一の適合者だった。
その時、ヨリはウィドグループで本部長を勤めるキム・ムヨルの子供を宿していためた移植手術を拒否した。
そして、ヨリはウィドグループの会長の家を離れるが不運な事故に巻き込まれて殺人罪で逮捕される。
10年後33歳のヨリは、名前も過去も忘れてユン・ソルという新しい名前で弁護士として生きて、復讐の時を待っている。
ホン・ジウォン役:ぺ・ジョンオク
ソン・ヨリと対立し合う関係になるウィドグループの会長夫人。
1人息子ク・ヘソンを大切に育てている。
ヘソンを助けるためであれば、悪魔にでもなれる。
ところが、ヘソンが白血病に侵されていることが分かった。
骨髄移植のドナーを必死になって探すと、身近に適合者が居たのである。
運転手の娘ヨリだ。
彼女ならば、養女にして面倒をみてやっているのだから手術を拒否するわけがないはず。
愛するヘソンが死んだのは、あの女のせいだ。
亡きヘソンのためにあの女を破滅させてやる!このお思いが、人生の目標になってしまった。
ク・ドチ役:パク・ユンジェ
ホン・ジウォンの夫ク・ドヨンの異母兄弟。
ウィドグループの唯一の後継者である。
これまで、ウィドグループの実権を握るということを目標にして生きてきた。
なぜなら、そのことが異母兄への最大の復讐になるから。
恋には無縁だったけれどもソン・ヨリのことが近頃気になる。
正体を隠して復讐の機会を待つウィドグループの真の敵である。
子供の頃のトラウマが心に深い傷を残しており、閉所恐怖症の症状を持つ。
キム・ムヨル役:ソ・ジソク
へジュの夫。ソン・ヨリの初恋の相手である。
ヨリへの思いは純粋なものだった。
だが、バックにウィドグループを持つへジュの存在を無視することは難しい。
ヨリへの思いに蓋をして、へジュと結婚したが未だにヨリへの思いに苦しめられることになるとは本人も予測していなかった。
ク・へジュ役:チェ・ユンソ
ホン・ジウォンとク・ドヨンの長女でムヨルの妻でもある。
ウィドグループの会長の1人娘。
欲しいものは必ず手に入れないと気がすまない人物である。
貧しいヨリに、絶対負けたいくない!絶対にムヨルの心を手に入れてみせる。
なぜなら、私にはウィドグループがあるから。
ソン・ジュホ役:ハン・ガブス
ソン・ヨリの父親。
ウィドグループ会長夫人ジウォンの幼友達で、ジウォンにこわれて会長夫婦の運転手になった。
そして、10年にも渡り忠実な運転手を勤めていた。
そこに、ジウォンから白血病に苦しむ息子へソンの為にジュホの娘ヨリに骨髄移植のドナーになって欲しいと言われたことから苦しみが始まる。
ク・ドヨン役:ヒョン・ウミン
ホン・ジウォンの夫でウィドグループの会長。
魅力的な容貌と合理的な考え方を持つカリスマ溢れる人物ではあるが、心の深い部分で庶子であることにコンプレックスを抱いて生きてきた。
ソ・マルニョン役:ソ・グォンスン
元金融業を営んでいたヨリの継母。ヨリとは刑務所で知り合った。
派手なスーツ、眼帯とセットされた髪が特徴のずる賢くてきつい性格の女性。
食あたりで苦しんでいた時にヨリに助けられる。
ユン・ギドン役:ソン・ドンヒョク
マルニョンの夫で元刑事。
警察の仕事を天職と思っていたが、マルニョンと知り合ったことで天職を捨ててマルニョンの夫として暮らすことを選んだ。
その決意以降、マルニョンにひたすら尽くして生きることが人生の目的になった。
photos by AsianWiki
タグ : 名前のない女