おんな城主直虎がわかる本の紹介

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おんな城主直虎のあらすじ 感想

「おんな城主直虎」に関する本の紹介~謎の女性・井伊直虎の実像に迫る

女性でありながら「井伊直虎」と名乗り男性として生きた稀有な女性城主「直虎こと”おとわ”」の波乱の人生を描いた2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎(主演・柴咲コウさん)」が放送されることになり、今後ますます注目を集める事が予想されます。

井伊直虎は戦国時代から安土桃山時代にかけて、遠江(現在の静岡県の大井川以西)井伊谷の領主として活躍した武将です。

 

裏切りや謀反の疑いなどで、多くの一族を失い存続期間に瀕した井伊家の当主となり、その後の井伊家の発展に大きな貢献をした人物です。

謎に包まれた井伊直虎の姿を読み解く数冊の本

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ところが、井伊直虎の実像をはかり知る歴史的な資料はあまりないというのが実情のようです。

 

井伊家の正式系図にも記述が無く、直虎(次郎法師)の名は「井伊家伝記」など限られた資料に現れるにすぎません。

そんな彼女の謎や歴史秘話を描いた史実や創作の本が何冊か出版されていますので、そのいくつかを簡単に紹介します。

おんな城主直虎

管理人のおすすめ

NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』の脚本を手掛ける森下佳子さん、作家豊田美加さん書き下ろしのノベライズ小説です。

全4巻刊で、順次リリースされる予定となっています。

 

私も購入して読んでみましたが、ドラマのあらすじ通りの内容で、ドラマのシーンが蘇るような感覚を受けました。

 

小説はKindle版ですが、Kindle端末が無くても、無料の専用アプリをダウンロードするとPCやiphoneで読むことが出来ます。

 

もちろん『単行本』バージョンも購入する事が出来ます。

 

「女(おなご)にこそあれ次郎法師」

「女にこそあれ次郎法師」は、梓澤要氏が書いた歴史小説です。尼僧の身で領主となり、過酷な運命を背負い戦国時代を生きた彼女の生涯を描いた作品です。

この本のタイトルは、有名な井伊家伝記にある「次郎法師は、女(をなご)にこそあれ井伊家惣領に生候間」に着想を得ていると思われます。

「剣と紅」

「剣と紅」は、高殿円氏が書いた歴史エンターテイメントです。

女地頭と呼ばれ、井伊直政を徳川四天王として育てた事でも知られる直政の養母(義母)、井伊直虎の熾烈な一生を描いたどちらかと言うと、エンターテイメント色の強い作品です。

「女城主・井伊直虎」

「女城主・井伊直虎」は、2大河ドラマのタイトル「おんな城主直虎」から着想を得た歴史作家・楠戸義昭氏の書き下ろし本です。

何やら原作本のようなタイトルですが、「おんな城主直虎」には原作はありません。(発売は2016年4月29日)

地道な取材などを通して得られた、写真・図版・地図約90点を集めた資料を基に井伊直虎という女性の真実に迫った本です。

 

これを読めば、いつ、どこで生まれたのかやなぜ直虎を名乗ったのかなど彼女に真実の一端を垣間見る事が出来ます。(「特別史跡ガイド」付)

「井伊家のひみつ」

「井伊家のひみつ」は、ムックより発売されている本で、2017年の大河ドラマの放送に合わせて、先取りする意味で発売されました。直虎の人物像、歴史、エピソード、ゆかりの地などを先取り特集しています。

直虎が育てた後に徳川幕府の重鎮にもなる井伊直政、桜田門外の変の非業の死を遂げる井伊直弼など井伊家にまつわる、笑えて・泣けるエピソードを中心に特集しています。

「井伊の虎」

最後に紹介する「井伊の虎」は、火坂雅志氏が短編作品「常在戦場 家康家臣列伝」の中で描いた作品です。

この作品は、徳川家康の家臣として仕えた鳥居元忠、阿茶の局、角倉了以、石川数正、井伊直虎など7人の家臣の活躍を描いたものです。

「男姿となって井伊直虎と名乗り、苦難の道を歩く姫を描いた「井伊の虎」」 via 好漢・火坂雅志を悼む 『常在戦場』 (火坂雅志 著)|解説|縄田 一男(作家)|本の話WEB

この中で、直虎は徳川家康の家臣として活躍していますが、彼女が直接家康に臣従したと言う話は聞いたことがありません。

直虎の養子・直政(虎松)が万千代として直接家康に召し抱えられたという話が一般的なのですが・・・

 

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一方で直虎が養子・直政を、生母であるしの(ドラマでは貫地谷しほりさん演じる)と相談し家康に引合わせたと言う逸話があります。

しのは元夫の井伊直親が亡くなった後、今川家を経て徳川家の家臣となった松下清景と再婚しますが、彼と直虎を通じて徳川家康に息子・直政を託したと言う意味では、直虎が徳川家の家臣的存在であった事もあながち否定はできません。

 

脱線してしてしまいましたが、あまり描かれる事の少ない徳川家康の家臣達の活躍が見れる貴重な作品集となっています。

 

以上の本に紹介されている、今話題の井伊直虎を知る事で戦国時代から安土桃山時代そして江戸時代へと続く井伊家の歴史の真実が見えてくるのではないでしょうか?

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