師任堂(サイムダン) 韓国ドラマのあらすじ第5話と感想
[最終更新日]2017/11/04
目次
イ・ヨンエ主演、韓国ドラマ「サイムダン~色の日記」のあらすじ 第5話を紹介しています。内容にはネタバレが含まれますのでご注意ください。第5話では、サイムダンの事がどうしても忘れられないギョムが、漢陽で再びサイムダンに再会するまでのエピソードが描かれます。
第5話の視聴率は全国平均10.7%に終わり、少し下降気味です。(ニールセン調べ)
サイムダン 第5話
ドラマの第5話はサイムダンの父の墓参りのシーンから始まります。
父の財産分与が行われ、サイムダンの姉妹たちは父の遺品をあれこれせびっていますが、彼女は父が残した本が欲しいと言うのでした。
大叔母に強制された結婚式の前夜、サイムダンの事を思い出し、飲んだくれるギョム。
彼女が、ギョムの命を守るためにほかの男に嫁いだことも知らずに……
サイムダン漢陽へ
1540年、江陵、北平昌……いたずらをして叱られるサイムダンの子供達。
サイムダンは賢母ぶりを発揮しています。
母親が、漢陽での当座の費用代わりに遺産目録を渡そうとしますが、サイムダンは、漢陽の屋敷を貰っているので、もう何もいらないと断るのでした。
漢陽への引っ越しの準備もほぼ終わり、戸棚の中からギョムに貰った龍煤墨など思い出の品を出し懐かしむサイムダン。
アンギョン(安堅)の金剛山図を取り出し、元の場所に戻すよう下女に申し伝えます。
戻された金剛山図を見たギョムは、すぐに返すよう言うのでした。
こうして思い出の品々は再びサイムダンの元へ。
イ・ギョムの婚礼
サイムダンが漢陽へ向かう日は、たまたまギョムの結婚式。
婚礼の儀式でヤケになったギョムは、結婚式を滅茶滅茶にして式場を去る事に。
馬に乗って、サイムダンの後を追い、漢陽へ去る彼女を遠くから眺めるのでした。
漢陽で待ち受けていた災難
漢陽に着いたサイムダン親子。
住まいとなるはずの夫の屋敷(中部学堂)へたどり着きます。
ところが、屋敷の持ち主だと言う女が現れ、ひと月ほど前にイ・ウォンス(サイムダンの夫)から自分が買ったと言うのでした。
困ったサイムダンは子供たちと下女にウォンスを探しに行かせます。
それを見て、こっそり逃げ出すウォンス。
どうやら誰かに(騙されて?)金を取られたようでした。
女流画家フィウムダン
一方、成長したソクスンは今は売れっ子画家。フィウムダンと名乗っています。
どうも、宮廷の高官(礼曹参議、役人の人事を司る)に出世したミン・チヒョンの妻になっているようです。
フィウムダンが、屋敷へ戻ると高価な壺を割った下男を叱り飛ばしますが、そこへ、ミン・チヒョンが帰ってきて下男に対して酷い仕打ちをします。
チヒョンの冷酷さは今も変わっていません。
チヒョンは、以前寺から盗み出した製法を使って高級紙の販売をし、大儲けしているようです。
明国にもコネがあり、朝鮮の領議政(首相)、右議政、左議政とも結託する実力者に成り上がっていました。
中宗はそんなチヒョンを警戒しています。
イ・ギョム、漢陽へ
ある日の事、チヒョンの手配で宮廷で大臣達の宴会が開かれますが、イ・ギョム(ウィソングン)が宮廷に到着することに。
中宗は20年ぶりだといって喜ぶのでした。
その頃、サイムダンは、父から譲られた屋敷も他人のものになっている事を知り落胆していました。
夫のイ・ウォンスがまたしても処分したらしいのです。
宮廷では、ギョムが中宗に結婚を破棄して欲しいと告げます。
ギョムの願いを聞き入れた王は、王族の一人として、彼を傍に仕えさせることに。
大臣達は政敵の子孫であるギョムを警戒し、ミン・チヒョンは手下に彼の過去を調べるよう命じるのでした。
また、フィウムダンは、チヒョンからギョムが漢陽にいる事を知りますが、懐かしさとほろ苦さの両方を感じているようです。
住む家もなく困ったサイムダンは、仕方なく『あばら家』に仮住まいする事に。
ソジングループの陰謀?
現代……職探しをしているジユンはある男の紹介を受けて車を走らせます。
しかし、それはジユンに下心を抱く男の罠だったのです。
サンヒョンに危ういところ助けられるジユン。
そんな頃、夫のミンソクと会ったジユンは本物の金剛山図にあるはずの、比翼の鳥の印章が、ミン教授のものにはない事を告げます。
ミンソクは、これはソジングループの捏造かも知れないと言うのでした。
ジユンの携帯にいくつかの留守電がありましたが、その中に、『イタリアから持ち帰った花の種らしきもの』の分析が終わったとのメッセージが。
再会
ふたたび朝鮮時代…
子供が病気になり、治療費を祓うため、ギョムに貰った墨(龍媒墨)を手放すサイムダン。
町で、商売人に呼び止められ龍煤墨を見せられたギョム、サイムダンが売ったものと知る事に。
サイムダンの家へ行き再会を果たしたギョムですが。
第5話の感想
サイムダンを遠くから見送るギョムの姿は哀れでした。
頼りにならない夫のために、漢陽到着早々散々な目に遭わされたサイムダン母子の今後は?
ギョムが漢陽に現れ、忘れていた感情が蘇ったフィウムダンは、サイムダンに対する憎しみも思い出したようです。
困窮したサイムダンが、自分の贈った明国の高級墨を売り払った事を知り、家へ駆けつけたギョムはサイムダンに何を語るのでしょうか?
主要な登場人物とキャスト
現代
- ソ・ジユン(イ・ヨンエ): 韓国美術非常勤講師
- チョン・ミンソク(イ・ヘヨン): ジユンの夫、ファンドマネージャー。トラブルに巻き込まれ失踪
- チョン・ウンス(イ・テウ): ジユンとミンソクの息子
- キム・ジョンヒ(キム・ヘスク): ミンソクの母
- ミン・ジョンハク(チェ・ジョンファン): 大学教授、ジユンと対立
- ハン・サンヒョン(ヤン・セジョン): ジユンの後輩
- コ・へジョン(パク・ジュンミン): ジユンの親友
過去(500年前の朝鮮時代)
- シン・サイムダン ”申師任堂”(イ・ヨンエ、少女時代パク・ヘス): 朝鮮時代の天才画家
- イ・ギョム(ソン・スンホン、少年時代ヤン・セジョン): 画家、サイムダンとその天才的な才能を愛する。
- イ・ウォンス(ユン・ダフン): サイムダンの夫
- フィウムダン(オ・ユナ): サイムダンのライバル
- 中宗(チェ・ジョンファン): 朝鮮王、イ・ギョムの友人