師任堂(サイムダン) 韓国ドラマのあらすじ第16話と感想
[最終更新日]2017/11/04
前回は、サイムダン(イ・ヨンエ)が、彼女を襲ったフィウムダンの命を助け、20年前の借りを返す場面が描かれました。
また、現代ではジユン(イ・ヨンエ)が本物の金剛山図を暴露しミン教授への復讐を決意する場面が。
今回、16話では、ミン・チヒョンに追い詰められたギョムとサイムダンのサバイバルが描かれます。
サイムダン 第16話の視聴率は10.2%という結果でした。(全国平均、ニールセン調べ)
師任堂(サイムダン) 第16話
現代……。
本物の金剛山図を発見したジユンたちの隠れ家のあるクラブにミン教授が侵入し、ジユンに迫ります。
ジユンが教授を足止めしている間に、へジョンが金剛山図を持って脱出に成功。
ミン教授を上手く巻いたジユンはクラブを後にします。
地下鉄の駅のロッカーに、逃亡中の夫ミンソクの為にに少しの現金を入れ、体を気遣うメモを残すのでした。
ミン・チヒョンの処罰
朝鮮時代……。
ギョムと二人でウンピョン山を下りるサイムダンの姿が。
その頃、漢陽では、領議政(総理大臣)が中宗に高麗紙の問題を陳情中です。
明の皇帝が、高麗紙の不正に関った使節団のメンバーを死罪にした話を持ち出し、高麗紙の生産に関った責任者、ミン・チヒョンを厳しく罰するべきだと。
自分達も高麗紙の不正に関わった事を隠ぺいする為に、口封じをしようとしたのです。
そして、中宗は、ミン・チヒョンを死罪にする事を決心します。
獄中のミン・チヒョンは、思わぬ成り行きに狼狽するのでした。
その頃、フィウムダンもウンピョン山から、ほうほうの体で逃げ帰って来ます。
本物の高麗紙献上の約束まで、あと一週間しかない事に中宗は焦っていました。
皆がギョム(ウィソングン)の帰りを待っていました。
中宗の迷い
父成宗が眠る宣陵(ソンルン)に詣でた中宗は、そこで亡き父の側室・貴人南氏と鉢合わせする事に。
宮殿へ戻り、中宗は貴人南氏に、最近の高麗紙事件に関与したミン・チヒョンを処罰する事を話します。
南氏は、中宗が王位についた時に助言した言葉を持ち出し、王座を守るにはバランスが大切で、一人だけの王族に頼りすぎるのは危険だと告げます。
暗に、ウィソングン(イ・ギョム)の事を指しているのです。
言葉の意味に気付いた中宗は、ミン・チヒョンの処刑を取りやめる事に。
急死に一生を得たミン・チヒョンは、自分を救ってくれた貴人南氏に礼を言いに参上します。
南氏は、チヒョンが生き残るためには、王が必要とする人物になる事が必要で、今、王が必要なのは高麗紙だと告げます。
反撃
屋敷へ戻ったミン・チヒョンの所へ、手下が駆け込んできて、ギョムがウンピョン寺から、高麗紙製法の秘密が隠された画(観音図)を持ち去ったと報告します。
漢陽へ戻る途中のギョムとサイムダンの元へ、ミン・チヒョンは私兵たちと馬に乗って急行しますが、その様子を明国への使節ソ・セヨンが見ていました。
この事を知った中宗の護衛武官が、すぐに親衛隊(内禁衛=ネグミ)を救援に向かわせるよう進言しますが、王は迷っていました。
その頃、ミン・チヒョンがギョム達を追い詰め包囲します。
激しい戦いが繰り広げられ、ギョムは負傷、サイムダンとともに崖下へ転落
その間に、ミン・チヒョンが観音図を奪い去ります。
援軍来たる
追っ手から逃れてサイムダンとギョムは洞穴の中に身を潜めます。
ギョムは深い傷を負っていました。
迷っていた中宗がついに決断。
親衛隊をギョムの元へ向かわせます。
その頃、なかなか戻らないサイムダンを心配して、夫のイ・ウォンスが捕盗庁の兵たちと、彼女の元へ急いでいました。
ミン・チヒョンの私兵と遭遇したイ・ウォンス達に、王の親衛隊が合流。
チヒョンたちはその場から逃亡するのでした。
第16話の感想
サイムダンから観音図を奪って逃走したミン・チヒョンはどんな一手を打ってくるのでしょうか?
また、九死に一生を得たものの、深手を負ったギョムは!?
そして、南貴人の言葉に揺れ動く中宗はどんな選択をしていくのか?
次回、第17話では、どんなストーリーが繰り広げられるのかが気になります。
主要な登場人物とキャスト
現代
- ソ・ジユン(イ・ヨンエ): 韓国美術非常勤講師
- チョン・ミンソク(イ・ヘヨン): ジユンの夫、ファンドマネージャー。トラブルに巻き込まれ失踪
- チョン・ウンス(イ・テウ): ジユンとミンソクの息子
- キム・ジョンヒ(キム・ヘスク): ミンソクの母
- ミン・ジョンハク(チェ・ジョンファン): 大学教授、ジユンと対立
- ハン・サンヒョン(ヤン・セジョン): ジユンの後輩
- コ・へジョン(パク・ジュンミン): ジユンの親友
過去(500年前の朝鮮時代)
- シン・サイムダン ”申師任堂”(イ・ヨンエ、少女時代パク・ヘス): 朝鮮時代の天才画家
- イ・ギョム(ソン・スンホン、少年時代ヤン・セジョン): 画家、サイムダンとその天才的な才能を愛する。
- イ・ウォンス(ユン・ダフン): サイムダンの夫
- フィウムダン(オ・ユナ): サイムダンのライバル
- 中宗(チェ・ジョンファン): 朝鮮王、イ・ギョムの友人